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長沙理工大学
現地調査日:2007/01/12
最終更新日:2007/04/23
6.コメント
以下、07/01/12執筆
●長沙市の中心部に程近い場所にある。大学からバスで10分ほどの場所に大型ショッピングセンターなど商業集積地もあり、長沙市内の大学の中では最も生活に便利な場所にある。
●日本人留学生は今学期(06年秋学期)は立命館大学からの交換留学生2人だけ。極端に人数が多い出身国がなく、国別構成はバランスが良い。
●会話の授業では教室での座学と校外での実践を組み合わせている。例えば買い物についての会話を学習した次の授業では、実際に店に買い物に行って習った表現を使う練習をしているとのこと。
●校外への遠足などの課外活動はほぼ毎月行っている。このような取組みはほとんどの大学で行われており、別に珍しいことではないが、この大学では地方の農村へ行って農家での生活風景を見学したり、中秋節など中国の節句には教員の家でその節句にちなんだ食べ物を食べたりなど、独自性を出そうとしている。
●特筆すべきは奨学金の高額さ。在籍生の約10%に対して6,000元が支払われる。半年学費が6,600元なので、実質的には学費が無料になるに等しい。次学期の学費から天引きではなく、学期末の現金支払なので、半年だけ在籍する学生も恩恵を受けられる。このレベルの奨学金は極めて少なく、他には山東省の済南大学だけである。コストを安く上げたい留学希望者には大きなメリットだろう。
●また、毎学期に一度行われる湖南省の観光地である張家界への3泊2日の旅行も無料である。これらは留学生数が少ない今だからできるものだろう。
●なおこの大学では商務漢語の短期留学コースを準備中である。5人以上のグループに対応し、3〜4週間の期間で授業料は3,200元。湖南省で商務漢語を扱っている大学はないので、興味のある留学希望者は直接問合せていただきたい。
以下、07/04/23加筆
●07年春学期は日本人留学生は0人。5人の語言生は3カ国から来ており、依然として出身国に偏りがなくバランスが取れている。来学期も恐らく同様の状況が続くと思われる。
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